N25について

N25 CAVIAR SINCE 2017

 

N25キャビアとは、エルメス・ゲーネンによって2017年に設立された新しいキャビアのブランドです。N25キャビアの名前の由来はキャビアの原産地を表しています。

N25キャビアの水産養殖施設は北緯25度、標高2500mを超える中国、雲南省の高原に位置しており、その環境が、新鮮な空気と自然、ピュアな湧水、そしてチョウザメの育成に最適な気候を作り出してくれます。

創業者であるエルメスは、クオリティーとユニークさに情熱を注いで、常に世界一のキャビアを提供できるよう日々尽力しています。

 

 

N25キャビアの養殖環境

N25キャビアの目標である最高品質のキャビアの安定供給の為、チョウザメ養殖専用の環境下を作り上げました。

チョウザメの養殖において最も重要な水は、豊かな自然に囲まれた雲南の湧き水や全く汚染されていない天然の地下水を濾過して使用しています。

またこのミネラルが豊富な天然水は、チョウザメを健康的に成長させる事にも貢献をしています。

チョウザメの養殖に適した摂氏6度の水の中で、個体ごとの年齢等を考慮し、魚や甲殻類等の天然の餌を与えられて生産された我々のキャビアのライバルは、"天然"のキャビアのみと言えます。

完全無添加のため、"化学肥料、殺虫剤、抗生物質等"は一切使用をしていません。

北極圏の野生魚や雲南省を流れる河川の生きたままの魚等を餌として飼育するこのN25キャビア独自の方法は、創業者エルメスが養殖キャビアの潜在能力を世界に発信する為に考案した唯一無二の養殖技術です。

N25キャビアの熟成技術

前例のないN25キャビアのユニークな生産方法は誤解を生むことが多々あります。

最も多い誤解の内容はキャビアの"新鮮さ"に関するものです。チョウザメから採取した直後のキャビアは、新鮮ではあるものの、硬く、味も薄く、キャビアが持つ本来のポテンシャルを100%引き出せていません。

3ヶ月以上に渡る長期熟成により、発酵が進み、タンパク質がアミノ酸に分解され、膜は半透明になり、食感と味の深みが生成されます。

しかし、市場に出回っている多くのキャビアは、10歳前後のまだ成熟していない幼いチョウザメから採取している為、健康的ではないので約1ヶ月ほどの熟成にしか耐えられません。※N25キャビアは20歳以上の成熟したチョウザメの魚卵しか使用しません。

多くの生産者はE285などの保存料を使用しますが、これらの科学物質はキャビアから水分を奪ってしまい、同時に食感と味を奪ってしまいます。

私達が扱うキャビアは、成熟したチョウザメから採取した大きく健全な粒で、最低3ヶ月以上の熟成、最大で11ヶ月の熟成にも耐える事ができます。

私達は一切の科学保存料を使用せず最高品質のキャビアを透明性を持って提供しています。

ワシントン条約のサイテス(CITES)により、種類と原産地の特定を可能にしています。

N25のキャビアの熟成と製造に関しては、ドイツのミュンヘンにあるN25専用研究施設にて、徹底した衛生管理の下、実行されています。

キャビアの食べ方

5分待つ

食べる前に5-10分程、氷の上に缶を開けた状態で置いて下さい。

キャビアの温度を上げて、空気に十分に触れさせて下さい。缶を開けた瞬間は、まだキャビアが冷えているので、本来のポテンシャルを発揮できる状態ではありません。

数分経過した後はミルクや卵黄のような甘みやキャビアの旨味と香りを瞬時に感じることができます。

キャビアはワインと同様に温度やエアレーションによって風味が変化します。

金属のスプーンは使わない

シェルスプーンを使ってキャビアを口に入れて下さい。

シルバースプーンでキャビアを食べると金属のイオンが移り、その臭いがついてしまいます。キャビアはとても繊細なので、風味や香りが台無しになってしまいます。

もしシェルスプーンがない場合は、木製やプラスティックのスプーンで代用できます。

キャビアの味と香りを堪能できる量は大体3-5gと言われています。こちらの写真と同じくらいの量かやや少ない量が適量です。

キャビア

キャビアを味わう

キャビアをよく味わう為には、まずキャビアを口の中に入れたら、舌を押し上げるようにして上顎に押し付けてキャビアを潰します。

その後に舌全体を使って味わうようにして食べて下さい。キャビアの持つ旨味や味を堪能できます。

そして味わっている間に鼻で大きく息を吸って、鼻から空気を出すように息を出すと、キャビアの香りも強く感じることができます。

ぜひ一度、この方法を試してみて下さい。
キャビアに対する概念が変わると思います。

キャビアの保存方法

キャビアは、0度前後に保たれるのが最も良いと言われています。(-2度から2度の間)
 
家庭用冷蔵庫でしたら、チルド室やパーシャル室で保存する事をお勧めします。
 
もしない場合は、キャビアに保冷剤を巻いて冷蔵庫で保存して下さい。
 
ご購入頂いた後、2週間以上食べない場合は、冷凍して保存することをお勧めします。解凍は、冷蔵庫に24時間入れておくだけで簡単にできます。
 
缶を一度開けたら、48時間以内に消費して下さい。
 
キャビア缶